【骨粗鬆症予防】コーヒーと紅茶、最強の飲み合わせはこれだ!英国50万人調査で判明した驚きの結果

コーヒーと紅茶の湯気が健康的な大腿骨のシルエットを形作るイラスト。飲み物の習慣と骨密度・骨粗鬆症予防の関係を象徴的に表現。

結論「コーヒーなら1日1〜2杯、紅茶なら3〜4杯、両方飲むなら「各1〜2杯」の習慣が、骨粗鬆症リスクを大幅に下げる可能性があります。」

この記事はこんな方におすすめ

✅ 健康診断で「骨密度」が少し気になり始めた中高年の方
✅ 毎日のコーヒーや紅茶が楽しみで、骨への影響を知りたい方
✅ 将来の骨折や寝たきりを防ぎ、いつまでも自分の足で歩きたい方
✅ サプリや薬に頼る前に、まずは身近な食生活で対策したい方

時間のない方・結論だけサクッと知りたい方へ

🔴 疑問:カフェインは骨に悪いという噂もありますが、結局のところコーヒーや紅茶は骨粗鬆症のリスクを下げるのでしょうか?それとも上げるのでしょうか?

🟡 結果:英国の大規模調査によると、コーヒーは1日1〜2杯、紅茶は3〜4杯飲む人で骨粗鬆症リスクが低下しました。特に「コーヒーと紅茶を両方とも毎日1〜2杯ずつ」飲む人は、リスクが最も低くなる(約32%減)ことが判明しました。

🟢 教訓:飲み過ぎ(5杯以上など)は逆効果になる可能性がありますが、適度な摂取は骨の健康の味方になります。明日からは罪悪感なくティータイムを楽しみましょう。

🔵 対象:イギリスの約50万人(38歳〜73歳)を対象とした信頼性の高い研究です。日本人と人種は異なりますが、アジアの研究結果とも傾向が似ており、私たちにも十分参考になるデータです。

※本記事内の画像は主にChat GPTおよびGeminiを用いて、すべてAIで生成しております。
すべてイメージ画像であり、本文の内容を正確に表したものではありません。
あらかじめご了承ください。

はじめに

皆さん、こんにちは!

毎朝の目覚めの一杯や、午後のティータイム。

毎日の生活に欠かせない楽しみですが、「これって本当に体にいいのかな?」と疑問に思ったことはありませんか?

わたし自身、健康に関するネット記事で「カフェインの摂りすぎは良くない」なんて見かけるたびに、手元のカップを見て「明日からは控えようかな……」と悩みつつ、結局誘惑に負けておかわりしてしまうのが悩みです。

今回ご紹介するのは、そんな葛藤を持つ私たちにヒントをくれる、英国発の大規模な研究です。

米国の医学誌『Bone』に掲載されたこのデータを知れば、いつものティータイムがもっと美味しく、心安らぐものに変わるかもしれません。

約50万人の調査から見えてきた、罪悪感なく楽しむための「適量」と「飲み方」を、一緒に探っていきましょう。

自己紹介

こんにちは! 某県の大規模病院で外科医として約20年の経験を持つ「医学論文ハンター・Dr.礼次郎」です。

海外の権威ある医学雑誌に掲載された論文を一編ずつ読み解いた、

生の一次情報をもとに、医学に詳しくない方にもわかりやすく解説しています。

日々、皆さんに信頼できる医療情報をお届けします!

信頼できる医学情報を発信する外科医・Dr.礼次郎が指を指すイラスト

※本記事は、PubMed掲載の査読付き論文をもとに、現役医師が一次情報をわかりやすく解説しています。
以下に出典を明示し、信頼性の高い医療情報をお届けします。

今回読んだ論文

“”Association of coffee and tea consumption with osteoporosis risk: A prospective study from the UK biobank””

(コーヒーおよび紅茶の摂取と骨粗鬆症リスクとの関連:UKバイオバンクによる前向き研究)

Shiyong Zhang, Siqing Wu, Bin Xia, et al.

Bone. 2024 Sep:186:117135. doi: 10.1016/j.bone.2024.117135. Epub 2024 May 29.

PMID: 38821386 DOI: 10.1016/j.bone.2024.117135

掲載雑誌:Bone【アメリカ IF 3.59(2023)】 2024年より

研究の要旨(Abstract)

研究目的 

コーヒーおよび紅茶の摂取が、骨粗鬆症のリスクとどう関連するか、また両方を飲んだ場合の「組み合わせ効果」があるかを調べること。

研究方法 

イギリスの大規模バイオバンクに参加した約49万人の男女を対象に、飲み物の摂取習慣と、その後約12年間の骨粗鬆症発症データを追跡調査した。

研究結果 

コーヒー、紅茶ともに適度な摂取は骨粗鬆症リスクを低下させた。

特に両方を適量(各1〜2杯)飲むグループで最もリスクが低かった。

結論 

適度なコーヒーと紅茶の摂取は、骨粗鬆症予防において有益である可能性がある。

考察 

カフェインやポリフェノールなどの成分が骨の代謝に良い影響を与えている可能性があるが、飲み過ぎには注意が必要である。

研究の目的

これまでの研究でも「お茶は骨に良い」という報告はアジアを中心にありましたが、コーヒーに関しては「良い」「悪い」の両方の結果があり、論争が続いていました。

また、「コーヒーと紅茶、両方飲むとどうなるの?」という組み合わせの効果については、これまでほとんど調べられていませんでした。

そこで本研究は、世界的な大規模データベースを使って、それぞれ単独の効果だけでなく、組み合わせた場合の相乗効果まで明らかにしようとしたのです。

研究の対象者と背景

この研究は、世界的に有名な医学データベースである「UKバイオバンク(UK Biobank)」のデータを使用しています。

対象人数

487,594人(約49万人)

年齢

38歳〜73歳

期間

2006年から2010年に登録され、中央値で約12.8年間追跡

健康状態

研究開始時点で骨粗鬆症と診断されていた人は除外されています。

対象者の94.7%は白人です。

一般的に白人は日本人よりも骨折リスクが高い傾向にありますが、過去のアジアでの研究(中国や日本)でも「お茶が骨に良い」という結果は多く報告されています。

人種差はあるものの、「適量なら良い」という傾向は日本人にも十分当てはまると考えられます。

研究の手法と分析の概要

研究チームは、タッチパネル式のアンケートで

「1日に何杯コーヒー/紅茶を飲むか」

「どんな種類のコーヒーか(インスタント、挽いた豆、カフェインレス)」

を詳しく聞きました。 

その後、約12年もの長い間、病院の診断記録(ICD-10コード)を追跡し、「新しく骨粗鬆症になった人」を特定しました。

分析の信頼性を高めるために、単に飲む量だけでなく、年齢、性別、肥満度(BMI)、喫煙、飲酒、運動習慣、野菜摂取量、ビタミン・ミネラルサプリの摂取など、骨に影響を与えそうな他の要因(交絡因子)の影響を統計的に取り除いて(調整して)解析しています。

【補足:各種用語】

前向きコホート研究(Prospective Cohort Study)

ある時点から未来に向かって長期間追跡調査を行い、病気の原因と結果の関係を調べる、信頼性の高い研究手法です。

ハザード比(HR)

ある要因を持つ人が、持たない人に比べてどれくらい病気になりやすいかを表す数値。
1より小さければ「リスクが低い(予防効果あり)」、1より大きければ「リスクが高い」ことを意味します。

交絡因子(Confounding Factor)

コーヒーを飲む人はタバコも吸いやすい、といった「真の原因を隠してしまう別の要因」のこと。
これを調整することで純粋な効果が見えてきます。

研究結果

ここからが本番です。

約12年間の追跡で、15,211人が新たに骨粗鬆症と診断されましたが、コーヒーと紅茶の摂取量によって、そのリスクには明確な差が出ました。

コーヒーと紅茶、それぞれの「適量」が判明!

最大の発見は、コーヒーも紅茶も「飲めば飲むほど良いわけではない(直線ではない)」ということです。

リスクが最も下がる「底」があることがわかりました。

コーヒーの場合

全く飲まない人と比べて、1日1〜2杯飲む人は骨粗鬆症リスクが約10%低下しました(ハザード比 0.90)。

紅茶の場合

全く飲まない人と比べて、1日3〜4杯飲む人はリスクが約15%低下しました(ハザード比 0.85)。

「両方飲む」が最強の組み合わせ

さらに驚くべきことに、コーヒーと紅茶を組み合わせて飲む場合の効果が非常に高いことがわかりました。

「コーヒーを毎日1〜2杯 + 紅茶を毎日1〜2杯」32%も低かったのです(ハザード比 0.68)。

これは単独で飲むよりも強い予防効果を示唆しています。

注意!種類と量によっては効果なし

一方で、効果がなかった、あるいは逆効果になりうるパターンも見つかりました。

カフェインレスコーヒー

骨粗鬆症リスクを下げる効果は見られませんでした(有意な関連なし)。

飲み過ぎ

コーヒーを1日5杯以上飲むと、予防効果は消えてしまい、むしろリスクが増加する傾向が見られました。

コーヒーの種類

インスタントコーヒーよりも、挽いた豆(ドリップなど)のコーヒーの方が、より強い予防効果を示しました。

【結果のまとめ表】

飲み物最も効果的だった量リスク低下率(HR)備考
コーヒー単独1日 1〜2杯0.90 (10%減)5杯以上は効果なし・悪影響の可能性
紅茶単独1日 3〜4杯0.85 (15%減)10杯以上でも効果は持続傾向
両方(併用)1〜2杯ずつ0.68 (32%減)最もリスクが低い結果
挽いたコーヒー少量でも効果あり0.74 (26%減)インスタントより効果大
デカフェ変化なし効果は確認されず

※数値は統計的に有意(P<0.05)な結果に基づいています。

このように、

「適量を」
「組み合わせて」
「カフェイン入りのものを」

楽しむことが、骨にとってプラスに働く可能性が高いことが示されました。

研究の結論

本研究の結論は、「コーヒーと紅茶の摂取は、適量であれば骨粗鬆症リスクを有意に低下させる」というものです。

特に、両者を適度に日常生活に取り入れることは、単独摂取以上のメリットをもたらす可能性があり、骨の健康を守るための手軽な生活習慣として推奨できる科学的根拠が得られました。

礼次郎の考察とまとめ

論文著者らの考察

著者らは、このコーヒーと紅茶の有益な効果の背景には、「カフェイン(caffeine)」「カテキン(catechins)」などの共活性物質(co-active substances)の存在を挙げています。

これらは骨の代謝(古い骨を壊し新しい骨を作るサイクル)を助けたり、酸化ストレスから骨を守ったりする働きがあると考えられています。

ただし、著者らも認めている通り、これは観察研究であるため「飲んだから骨が強くなった」という完全な因果関係の証明にはなりません

また、カフェインレスで効果がなかったことから、カフェインそのものが重要である可能性が高いとしつつも、過剰摂取は逆にカルシウムの排泄を促すリスクもあるため、「適量(Moderate intake)」が鍵であると強調しています。

日常生活へのアドバイス

この論文から、日本人の私たちが明日から活かせる教訓は以下の通りです。

「1日1〜2杯」を習慣に

コーヒーなら朝食後と休憩時の2杯程度がベストです。

無理に大量に飲む必要はありません。

両方飲むのもアリ

朝はコーヒー、午後は紅茶、といった「二刀流」が、実は骨にとって最強の習慣かもしれません。

できれば「ドリップ」で

インスタントでも効果はありましたが、余裕がある時は豆から淹れた(Ground)コーヒーを選ぶと、より多くの成分を摂取できる可能性があります。

飲み過ぎにはブレーキを

1日5杯を超えるようなガブ飲みは、骨へのメリットを消してしまう恐れがあります。

「過ぎたるは及ばざるが如し」です。

デカフェより「普通」を

カフェインを過度に恐れる必要はありません。

体質的に問題なければ、適度なカフェイン入りを選ぶのが骨には良さそうです。

骨の健康というと「運動」や「カルシウム」ばかり気にしてしまいがちですが、毎日のほっと一息つく時間が予防につながるなんて、なんだか得した気分になりますよね。

締めのひとこと

「コーヒーと紅茶の習慣は、未来のあなたの骨を支える「見えない杖」になる。」

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!

もし本記事が参考になったら、他の記事もぜひのぞいてみてください。

これからも皆さまの知的好奇心を満足させられる情報をお届けできるよう努力していきます。

本ブログでは、Pubmed医中誌Clinical Keyヒポクラm3日経メディカルケアネットなどの信頼性ある医療情報サイトを参考に、論文の検索・選定を行っています。
記事の内容は、筆者自身が論文を読み解き、わかりやすく要約・執筆しています。

画像は主にChat GPT・Geminiを使用しAIで作成しております。

あくまでも、すべてイメージ画像です。

本文の内容を正確に表した画像ではありませんのでご注意ください。

免責事項

本記事でご紹介した内容は、あくまで特定の査読済み医学論文の科学的知見を解説することのみを目的としており、筆者(Dr.礼次郎)個人の、診療上の推奨や個人的な意見ではありません。

特定の治療方法、治療薬、生活スタイル、食品などを批判する意図や、推奨する意図は一切ございません。

本記事は、医師による診断や個別の医療アドバイスに代わるものではありません。

実際の治療方針や服薬については、必ず主治医にご相談ください。

読者の皆様は、記事の内容をご自身の責任において吟味し、適切に判断してご利用ください。

記事内の画像やイラストは、AIを用いて内容をイメージ化したものであり、本文の内容を正確に表したものではありませんので、あらかじめご了承ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました