【意外な真実】お腹の脂肪を落としたいなら「低脂肪」より「高脂肪」ヨーグルトを選ぶべき?最新研究が示す驚きのデータ

高脂肪プレーンヨーグルトと黄色いメジャーで腹部肥満の改善とダイエット効果を象徴したイラスト

結論「週に8回以上の「高脂肪ヨーグルト」を食べる習慣が、お腹周りの肥満リスクを劇的に下げる可能性があることが判明しました。」

この記事はこんな方におすすめ

✅最近、お腹周りの脂肪が落ちにくくて悩んでいる方
✅健康のためにと、スーパーで常に「低脂肪・無脂肪」のヨーグルトを選んでいる方
✅ヨーグルトを毎日食べているのに、ダイエット効果を実感できていない方
✅医学的根拠に基づいた、効率的な太らない食べ方を知りたい方

時間のない方・結論だけサクッと知りたい方へ

🔴疑問:ヨーグルトは体に良さそうだけど、「低脂肪」と「高脂肪(普通の)」、どっちがお腹の脂肪を減らすのに効果的なの?

🟡結果:驚くべきことに、「高脂肪ヨーグルト」を週に8回以上食べた人は腹部肥満のリスクが下がり、週21回では最大63%もリスクが低いというデータが出ました。一方で、低脂肪ヨーグルトにはそのような明確な効果は見られませんでした。

🟢教訓:「脂肪=太る」という思い込みを捨てましょう。お腹痩せを狙うなら、あえて脂肪分のあるヨーグルトを選び、1日1個以上(週8回以上)を目安にコツコツ続けるのが吉です。

🔵対象:アメリカおよびヨーロッパ(スペインなど)で行われた5つの追跡調査に参加した、合計4万人以上の成人男女が対象の研究です。

(※欧米人のデータなので、日本人は体質の違いを考慮しつつ参考にする必要があります)

※本記事内の画像は主にChat GPTおよびGeminiを用いて、すべてAIで生成しております。
すべてイメージ画像であり、本文の内容を正確に表したものではありません。
あらかじめご了承ください。

はじめに

皆さん、こんにちは!

スーパーのヨーグルト売り場にて。「普通のヨーグルト」と「脂肪0(ゼロ)」が並んでいるとき、ダイエット中なら迷わず「脂肪0」をカゴに入れたくなりませんか?

やっぱりカロリーや脂質が低いほうが、お腹のお肉も減りそうな気がしますよね。

実はわたしも「脂肪さえ減らせば痩せるはず!」と信じて、パサパサの低脂肪食を無理して食べてます。。

でも、もしその選択が逆効果だったとしたら?

あるいは、「脂肪あり」の方が痩せるチャンスがあるとしたら?

本日ご紹介するのは、そんなダイエッターの素朴な疑問に答えてくれる「高脂肪ヨーグルトの意外なパワー」についての研究です。

掲載誌は『Eating and Weight Disorders』という、食と体重の悩みに特化した国際的な医学雑誌です。

今回は、4万人以上のデータを集めたこの研究の内容を、一緒に読み解いていきましょう。

自己紹介

こんにちは! 某県の大規模病院で外科医として約20年の経験を持つ「医学論文ハンター・Dr.礼次郎」です。

海外の権威ある医学雑誌に掲載された論文を一編ずつ読み解いた、

生の一次情報(フォント24、赤太字「」も込)をもとに、医学に詳しくない方にもわかりやすく解説しています。

日々、皆さんに信頼できる医療情報をお届けします!

信頼できる医学情報を発信する外科医・Dr.礼次郎が指を指すイラスト

※本記事は、PubMed掲載の査読付き論文をもとに、現役医師が一次情報をわかりやすく解説しています。
以下に出典を明示し、信頼性の高い医療情報をお届けします。

今回読んだ論文

“”The effect of fermented dairy intake and abdominal obesity in adults: a systematic review and dose-response meta-analysis of cohort studies””

(成人における発酵乳製品の摂取と腹部肥満の影響:コホート研究のシステマティックレビューおよび用量反応メタアナリシス)

Fatemeh Sadat Hashemi Javaheri, Milad Nasiri Jounaghani, Amirhossein Sahebkar, et al.

Eat Weight Disord. 2025 Mar 7;30(1):23. doi: 10.1007/s40519-025-01733-4.

PMID: 40055253 DOI: 10.1007/s40519-025-01733-4

掲載雑誌:Eating and Weight Disorders – Studies on Anorexia, Bulimia and Obesity【イタリア IF 2.90(2024)】 2025年より

研究の要旨(Abstract)

研究目的 

発酵乳製品(ヨーグルトやチーズ)を食べることがお腹周りの肥満(腹部肥満)を防ぐ効果があるのか、特に「脂肪分の量」による違いを明らかにすることです。

研究方法 

過去に行われた信頼性の高い5つのコホート研究(追跡調査)から、合計4万人以上のデータを統合し、統計的に解析する「メタアナリシス」という手法を行いました。

研究結果 

全体として発酵乳製品の摂取と腹部肥満リスクに関連はありませんでしたが、「高脂肪ヨーグルト」に限ると、摂取量が増えるほどリスクが低下する傾向が見られました。

結論 

高脂肪ヨーグルト、特に週に8〜21回という頻度での摂取は、腹部肥満のリスクを下げる可能性があることが示唆されました。

考察 

高脂肪による満腹感の持続や、特定の脂肪酸の効果、発酵によるプロバイオティクスの働きなどが、体重管理に有利に働いた可能性があります。

研究の目的

「ヨーグルトは体に良い」とは昔から言われていますが、実は「お腹の脂肪(腹部肥満)」に効くかどうかについては、これまでの研究結果はバラバラでした。

ある研究では「痩せる」と言い、別の研究では「変わらない」と言う……。 

そこで研究者たちは、「ひょっとして、『低脂肪』か『高脂肪』かという種類の違いが結果を左右しているのではないか?」と考えました。

この「脂肪分の違い」に焦点を当て、さらに「どれくらいの量を食べれば効果が出るのか(用量反応)」まで詳しく調べようとしたのが、この研究の出発点です。

研究の対象者と背景

この研究の信頼性を支えるのは、その規模の大きさです。

対象人数

合計 41,430人の成人

データ元

アメリカやスペインなどで行われた5つの大規模なコホート研究

参加者像

健康な成人男女(一部、女性のみの研究も含む)

この研究の対象者は主に欧米人です。

彼らはもともと乳製品の摂取量が多く、体質や食生活のベースが日本人とは異なります。

日本人が同じように「高脂肪」を大量に摂ると、カロリーオーバーになる可能性もあるため、結果をそのまま鵜呑みにせず、自分の食生活に合わせて調整する必要があります。

研究の手法と分析の概要

研究者たちは、科学的根拠レベルが高いとされるシステマティックレビュー」と「メタアナリシス」という手法を使いました。

具体的には、Web of ScienceやPubMedといった主要なデータベースから、厳格な基準(成人が対象か、長期的な追跡調査か、など)を満たす論文を5つ選び出しました。

そして、参加者が食べた乳製品の量を「食事摂取頻度調査票(FFQ)」というアンケート結果から算出し、それと将来的な「腹部肥満の発症」との関連を統計ソフトを使って解析しました。

特に今回は、食べる量が増えるにつれて効果がどう変わるかを見る「用量反応分析」を行っているのが大きな特徴です。

【補足:各種用語】

コホート研究

ある集団を長期間追跡し、「特定の習慣(今回はヨーグルト摂取)」がある人とない人で、その後の病気(肥満など)のなりやすさに違いが出るかを調べる研究手法です。

メタアナリシス

複数の研究結果を統合して分析する手法。「数の力」でより信頼性の高い結論を導き出します。

ハザード比(HR)

ある事象(今回は腹部肥満)が起こるリスクの倍率。「1」より小さければリスクが減り、「1」より大きければリスクが増えることを意味します。
例えばHR 0.5ならリスクは半分です。

腹部肥満

いわゆる「メタボ体型」のこと。
単なる体重増加よりも、内臓脂肪の蓄積など健康リスクが高い状態を指します。

研究結果

さて、ここからが皆さん一番知りたい結果の詳細です。今回の分析で明らかになった衝撃の事実をお伝えします。

「高脂肪ヨーグルト」はお腹痩せの救世主?

なんと、普通の(高脂肪)ヨーグルトを食べる量が増えれば増えるほど、お腹周りの肥満になるリスクが直線的に下がるという結果が出ました。

逆に、低脂肪ヨーグルトではこのようなハッキリした効果は見られませんでした。

以下に、高脂肪ヨーグルトを食べた頻度と、腹部肥満リスクの変化をまとめました。

表:高脂肪ヨーグルトの摂取頻度と腹部肥満リスク(ハザード比)

週間摂取回数リスクの変化(ハザード比)意味合い
週 0回1.00 (基準)食べない人を基準とします
週 3.5回1.12リスクに大きな変化なし
週 8回0.84リスクが16%低下!
週 14回0.58リスクが42%低下!!
週 21回0.37リスクが63%も低下!!!

これを見ると、「週に8回(約1日1個ちょい)」を超えたあたりから、グンとリスクが下がり始めているのが分かりますね。

週21回(1日3回)となると、リスクは半分以下です。

【補足解説】「1回分(1サービング)」は具体的にどのくらい?

「週に8回」と言われても、1回の量がどれくらいか気になりますよね。

今回の研究データは「週に何回食べたか(servings)」という頻度で集計されており、厳密なグラム数の規定はこの論文内には記載されていません。

ただし、この研究で解析された元データ(スペインのSUNコホート研究など)の一般的な基準を鑑みると、「1サービング=市販の標準的なカップ1個分(またはグラス1杯)」を目安としていると考えられます。

日本人の感覚で言えば、スーパーやコンビニで売られている「1個売りのカップヨーグルト(約80〜100g前後)」や、「小鉢に軽く1杯程度」をイメージしていただければ十分です。

キッチリスケールで計量する必要はなく、「1日1個のパックを食べる」感覚で無理なく続けてみましょう。

全体的な乳製品摂取だけでは効果は見えない

一方で、脂肪分を区別せずに「発酵乳製品全体」や「低脂肪乳製品」だけで見ると、統計的に意味のあるリスク低下は確認できませんでした。

つまり、「ただヨーグルトを食べればいい」わけではなく、「どんなヨーグルトを食べるか」が重要だったのです。

この結果の意味するところ

「高脂肪を食べると太る」という直感に反して、このデータは「適度な脂肪分を含むヨーグルトを習慣的にしっかり食べるほうが、お腹は太りにくい」ことを示唆しています。

もちろん、これは統計データ上の傾向ですが、少なくとも「脂肪を恐れて低脂肪ばかり選ぶ必要はないかもしれない」という勇気を与えてくれる結果です。

研究の結論

高脂肪ヨーグルトは、週8〜21回程度の摂取で腹部肥満のリスクを有意に下げる可能性がある。

これが、今回の研究が導き出した核心です。

科学的に見ても、これまでの「カロリー制限一辺倒」の考え方に対し、食品に含まれる成分(脂肪酸の種類やプロバイオティクスなど)の質が、カロリー以上に重要である可能性を示した興味深い結論と言えます。

礼次郎の考察とまとめ

論文著者らの考察

では、なぜ「高脂肪」の方が痩せやすかったのでしょうか?論文の著者たちは以下の3つの可能性を挙げています。

満腹感の持続(食欲抑制)

脂肪分があることで胃からの排出がゆっくりになり、満腹感が長続きします。

結果として、無駄な間食や総摂取カロリーが減った可能性があります。

低脂肪商品の落とし穴(糖分)

低脂肪ヨーグルトは、脂肪を抜いた味気なさを補うために砂糖」が多く添加されていることがよくあります。

これが逆に体重増加を招いた可能性があります。

良い脂肪酸の働き

乳脂肪に含まれる特定の脂肪酸(ペンタデカン酸など)や、発酵によって生まれる短鎖脂肪酸が、脂肪の代謝を助けたり炎症を抑えたりした可能性があります。

日常生活へのアドバイス

この研究結果を、日本人のわたしたちが明日から活かすにはどうすればいいでしょうか?

「脂肪0」の呪縛から解き放たれよう 

スーパーで迷ったら、あえて「成分無調整」や「プレーン(全脂)」のヨーグルトを選んでみてください。

味も濃厚で満足感が高いはずです。

「1日1個」を習慣にする 

データでは「週8回」から効果が出ていました。

まずは「毎朝1個」あるいは「おやつに1個」をルーティンにしてみましょう。

砂糖の量には要注意 

いくら高脂肪が良いといっても、甘いジャムや砂糖たっぷりのものでは逆効果です。

プレーンヨーグルトを選び、甘みが欲しいときは果物や少量のハチミツを自分で足すのがベストです。

日本人は「食べ過ぎ」に少し注意 

欧米人と違い、日本人は乳糖を分解するのが苦手な人も多いです。

1日3個(週21回)はお腹が緩くなるかもしれません。

まずは1日1個から、自分のお腹と相談しながら始めてください。

「良薬は口に苦し」と言いますが、「痩せる薬(ヨーグルト)は濃厚で美味しい」なんて、ちょっと嬉しい話ですよね。

無理して美味しくないものを食べるより、美味しいものを適量食べて健康になる。これが長続きの秘訣です。

締めのひとこと

「美味しいものを食べて痩せる、そんな嬉しい矛盾を楽しんで。」

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!

もし本記事が参考になったら、他の記事もぜひのぞいてみてください。

これからも皆さまの知的好奇心を満足させられる情報をお届けできるよう努力していきます。

本ブログでは、Pubmed医中誌Clinical Keyヒポクラm3日経メディカルケアネットなどの信頼性ある医療情報サイトを参考に、論文の検索・選定を行っています。
記事の内容は、筆者自身が論文を読み解き、わかりやすく要約・執筆しています。

画像は主にChat GPT・Geminiを使用しAIで作成しております。

あくまでも、すべてイメージ画像です。

本文の内容を正確に表した画像ではありませんのでご注意ください。

免責事項

本記事でご紹介した内容は、あくまで特定の査読済み医学論文の科学的知見を解説することのみを目的としており、筆者(Dr.礼次郎)個人の、診療上の推奨や個人的な意見ではありません。

特定の治療方法、治療薬、生活スタイル、食品などを批判する意図や、推奨する意図は一切ございません。

本記事は、医師による診断や個別の医療アドバイスに代わるものではありません。

実際の治療方針や服薬については、必ず主治医にご相談ください。

読者の皆様は、記事の内容をご自身の責任において吟味し、適切に判断してご利用ください。

記事内の画像やイラストは、AIを用いて内容をイメージ化したものであり、本文の内容を正確に表したものではありませんので、あらかじめご了承ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました